口に出せる程度の愚痴はノロケ

タイトルの「口に出せる程度の愚痴はノロケ」とは

最近の自分に対するおまじないというか、ひとりごと。

もとはここ1-2年で読むようになった桜木紫乃の小説「蛇行する月」

にあった一節で、なんだか好きな言葉なのです。

 

もう私そんなに若くもないけれども、おばあちゃんになったというほどでもなく、

でもなんとなく他人に愚痴を言えなくなってきたなぁと自覚する最近。

先日のベーチェット騒動は結局夫以外の誰にも話していないのは

心のどこかで「もし本当に難病だったらシャレにならない」

と思っているんだよなぁとか。

ほかにも小さなことたちを、以前の自分だったらあっけらかんといろんな人に

愚痴っていたこと、しなくなったなぁ・・・なんて。

そうして、そんなことに気づくと、自分の親が、義家族が、今まで通りふつうに愚痴をいうのがなんだか気になってくる。

「この人どういうつもりで私に愚痴ってるんだろう?」と。

 

いやいや、意味などないんだよ多分。

思ったことをただ身内だからと話しているだけ。

と思いつつも、どこかでうらやましくも感じる私。

 

そんなここ数日、またも発疹っぽいものがぽつぽつと。

単なる皮膚炎だといいのだけど、ちょっとドキドキしながら経過観察中。