そろそろ最後を意識しはじめる
不妊治療の病院への通院。
来年誕生日が来るまでの治療となんとなく決めている。
どこかで線を引かないとつらいのは金銭的な面だけではなく
肉体的、精神的なものも大きい。
そもそもの不妊治療を開始したのは30代のころ。
その時に夫と話したんだった。
「いつまで頑張る?」と聞く私に夫は「42くらいまでかね?」と。
夫の母が夫の妹を出産したのが42歳だったということで
根拠があるようなないような・・・だけど
その後不妊治療の助成金に年齢制限が設けられたのも42歳となったことで
その42という数字に俄然重みが出たような。
明日採卵になった。
エコーでみると卵胞の位置がとても深いので、当日状態によっては
採取不可→断念となる可能性も説明された。
まだ卵胞が育っていることに感謝しつつも、
これが最後の採卵になるのかも・・・なんて考えたりもする。
これが最後じゃなくても、通院するたびに「あと何回通うのだろう」と
ぼんやり思うことが増えた。
なんだか高校卒業前のおセンチな気分(あと何日登校だ、さみしいなぁ)
に似ているような、ちょっと違うかもしれないが(笑)。
あまりしんみりするのは健康上よくないので
そんなときは録画した「逃げ恥」をみる。
珍しく夫も毎週チェックしているドラマ。
ちょっとしかでてこないけど、「ゆりちゃん」いいなぁ。
あのドラマをみて車運転したくなったよ。
誕生日がきたら、不妊治療をやめてペーパードライバー返上すべく
それ用の講習を受けるつもり満々。
くさくさした時に、一人で車を運転して海を観に行く・・・
というのが今抱く夢。小さいんだか大きいんだか(笑)。