2度落ち込む

海外に住む友人(女性)のおめでた。

12月に入ったころだったろうか・・・

もともと夫の友人だった縁での、ほぼ同い年の女性。

2人目おめでたで初夏にうまれるんだとメールをもらった。

なんだか地味にダメージあった私(小さっ)。

そんなに年も違わない(詳しくは知らないからもしかすると5歳くらい若い可能性もあるが)んだけどなーって。

治療の経験から、いま何か月くらいとかってすぐ計算できてしまうので

「あれ、結構早めの報告だな」と少し思った。

日本だと、特に二人目とか年齢があがる出産だと

身内や直接言う必要がある人以外にはもうちょっと後に報告するんだけどなぁ

とか思うけど、なんせ日本ではないところに住んでるし、

文化の違いといえばそれまでだな、と。

 

うまく言えないもやもやは、そっとひとり脳内で

「だめになってしまえばいいのに」

という恐ろしい言葉に変わる。

絶対に口に出すことはない言葉。

長く不妊治療していると、こんな気持ちがでてくることがある。

たとえそれが現実となったとして、自分に何かいいことがあるわけではない

ということくらいは理解している。

それでも人間、ひどく残酷なことを考えるときがある。

そして、そんな自分の最低加減に落ち込んだ。

 

それから1か月ほどたち。

夫だけにメールの子から連絡があり、赤ちゃんだめだったそうだ。

それを聞いて、さらに何とも言えない落ち込んだ気分になる。

私が何をしたわけではない。ほんの数分程度他人の幸せを羨んだだけ。

でも何とも言えない気分。

 

私よりいい人も悪い人もきっといるだろう。

必要以上に落ち込む必要はないことわかっている。

いつか「逃げ恥」のゆりちゃんのように明るく

「私の代わりに産んでくれてあるがとう!」

と言える日が来るといいなぁ。