春だけど、春だから。
TVドラマも無事(?)最終回なタイミング。
毎週たのしみにしていた「カルテット」も無事着地したのがよかった。
桜の開花が告げられ、次の週末当たりには満開予想がでていて
ああ、春なんだな、なんて。
自分にとっての春は、もう雪のない冬に慣れ切ったのに
春の落雪や雪崩なんだよなぁ・・・とぼんやり思っていたら
今日ニュースで那須での雪崩事故が。
雪国では春の季節、1か月以上も毎日「雪崩注意報」が出ていたように思う。
イメージとしては雪のない地域における「乾燥注意報」みたいな感じで
どこか当たり前だし、慣れちゃってるし、気を付けろって何を?
みたいなところもあったような(私が子どもだったからだろうか)。
で、今日の那須での雪崩事故のニュース報道で。
コメンテーターがそろって「注意報が出ていたのに」
と、教師たちを責めていた。
実際に自分の子どもが巻き込まれたら、そう思うんだろうけど
だったら、そもそもこの時期に山へは行ってはいけないだろう。
登山でなくとも、スキーだったりで雪崩に巻き込まれる事故は時々ある。
安全か、スリルかというぎりぎりの所を攻めるのも人間なんだよな、と。
(そういう私は超ビビりなので、石橋をたたいて渡るほど安全大事なのだが)
全然関係ないネタで。
先日の朝日新聞の記事
精子提供、ネット介し 医療施設減少、個人でやりとり:朝日新聞デジタル
で、AID(非配偶者精子提供による人工授精)
実施機関が減少しているというのがあった。
その記事後半、施設が減ったためにNetで個人的に精子バンクを開設して
やり取りしている(ようは闇)状態が広がっているとか。
非常にぞっとした。
いやいや、別に何も私が気持ち悪がる理由はないのだよ、
と言い聞かせる。
別に私に誰か他人が「そうしなさい」「そうすることが正しい」
と押し付けるわけでもないし、私はそれは嫌だというだけで終わりなはずだし
赤の他人が子どもを作ろうが作るまいが関係のない話だし
そもそもどんな経緯で子どもを授かろうと
(一夜の過ちだろうと、病院でのAIHだろうと、ICSIだろうと)
人生は長いので、妊娠のきっかけよりは子育ての方がはるかに長いわけだし
こだわるならそっちだろうが、とも自分に突っ込んだりもする。
でもなぁ。
男性が苦手だから結婚したくない独身女性が、
ネットで精子ドナー募集とかに問い合わせて妊娠する・・・って
そこまでは何となくイメージできた。
アメリカのドラマなんかだと、同性愛カップルがそうやって子ども作るしね。
でもさ、新聞の記事によると「シリンジ方式では妊娠できなかったから、途中からは性交渉もした」ってあって。
え?それってなんか違わないか?と思った私はおかしいのだろうか。
性交渉できるんだぁ。男性苦手なのに?
じゃあちゃんと子どもの父親として(入籍するしないは関係なく)
ある程度納得できる人を探して付き合うとかそういうことは面倒だったんだろうか
とか思ってしまう。
人の価値観は様々。というのはこの10年くらいで学んだつもりだったけど
まだわかってない世界がこんなにあるのかーとちょっぴりショック。
ちなみに精子提供している男性は既婚だけども自分の妻との間には子どもがいなくて
妻には内緒で活動しているとか。
男性の方も、やましいところが無くて自分なりに正しいと考えて
そういうことをしているのなら、まずは一番身近な妻に話すのが筋じゃないか?
自分たちカップルには子どもはいらないという考えはありだと思うし
妻が「いいよ」といえば、欲しいという女性に精子提供する話もダメじゃないと思う。
だけど、なんだか新聞記事を読んだ感じでは男が勝手に自分のDNAをばらまいているだけに見えて気持ち悪かった。
まあそれをもらう(買う?)女性も同罪だろうけど。
久しぶりに腹立たしいというか、気分悪いというか、
むかついたなー、なんて。