メッセージ
映画「メッセージ」を見る。
宇宙船が有名なお菓子「ばかうけ」にしか見えないという
あの映画。
映画館でもみたのだけど、wowowで放送されたのでもう一度。
見たのがたまたま2月の後半。
お天気が珍しくよくない日(曇り・雨がち)
ちょっとおセンチな日に見るとおセンチ具合が増幅される。
「生まれる子どもが、長くない命だと分かっていても産むか?」
という問い。
このテーマは以前のwowow海外ドラマ「ザ・ミッシング」
http://www.wowow.co.jp/detail/106593
でも出てきた話。
結構私にとっては衝撃だったトピックで
今もその衝撃は強く残っている。
最初に見たドラマ「ザ・ミッシング」では
小さな男の子が事件に巻き込まれて亡くなる話。
番組終盤で子をなくした母が、
事件を調べる記者(妻が妊娠中でおなかの子に病気の可能性があり堕胎を迷っている)に話すセリフがよかった。
「私はあの子が幼くして亡くなると知っていたとしても、きっと産む」
おセンチなのは夏に別れたおなかの子の出産予定日が近いからだろう。
初回の妊娠時とは違い今回は医者から出産予定日は教えてもらう前に
だめかもしれないといわれたので、
オフィシャルには知らない予定日。
それでも妊娠陽性が出た時、出産予定日計算ソフトで計算したので
だいたいの予定日は覚えている。
2月中旬だったと思う。
今でも計算しようと思えばできるのだけど、どうしてもできない。
1度も妊娠することなく夫婦二人生活確定するほうが楽だったのか?と
思った時もある。
痛い思い、悲しい思いが増えただけ。
と思った日もある。
それでもやはり、私は、彼彼女たちと短いながらも
これからの共に歩む人生を想像して過ごした時間は
とても貴重でうれしかったなと。
今は彼彼女がここにはいないけど、
もう一度人生やり直して同じ選択肢があったとして、
やっぱり途中で別れると分かっていても一瞬でも
親子になれるほうを選ぶなぁと。
そんなことを映画「メッセージ」をみてふと思い出した。