久しぶりに月9

もうドラマはNHKばかりになった私だけど

珍しく月9ドラマを今期はみていた。

「監察医朝顔

 

上野樹里ちゃんが主役ということでなんとなく見始めたら

月9としてはマジな内容と

震災をモチーフにした話がなかなかよいなーと思い

最終回まで全部みてしまった。

 

遺体安置所の話は映画にもなった石井光太「遺体」

遺体: 震災、津波の果てに (新潮文庫)

遺体: 震災、津波の果てに (新潮文庫)

 

 

 

遺体 明日への十日間

遺体 明日への十日間

 

 

と、ドキュメンタリーが混在したような

まるでNスぺの再現ドラマのような、なかなか本格的な描写で

8年経ったいまだからこそのドラマ化なのかなと。

(原作は阪神大震災が核になってるらしい)

 

最終回の災害現場での遺体安置所のシーンをみながら

志田未来の演技にひきこまれる。

映画「遺体~」とクロスして、勝手に

「ああ、東日本大震災のときの彼女が今こんなに成長して」

とか、勝手にいろんな話がごっちゃになる私。

 

でも最後の涙のシーンは、完全に志田未来すげえ、ですわ。

 

上野樹里ちゃんも良かった。

子役の女の子も良かった。

山口智子ははじめ「またワンパターンキャラ??」と白けたけど

おちゃらけと真面目の切り替えは上手く、

後半はその存在が安心へと変わった。

 

派手さはないけど、色恋沙汰もない月9だったけど

視聴率も良かったみたいだし、

こんなフジのドラマもいいよね。